四六判/300頁
定価:2,090円(税込) 本体1,900円
 
大正時代の横浜という自由でハイカラな雰囲気の中で、家族や周囲の人々にはぐくまれ、ひたすら学ぶことにいそしんだ少女時代。国語教師になるための根は少しずつ育てられていった。教師として多くの子供たちを育てた著者ならではの視点で、自らを振返り、人が育つことの「不思議さ」を探る。

大正時代の学校の様子、クリスチャンの家庭に育ったこと、家族や周囲の人々のさりげない会話、当時の街の様子など今では忘れ去られた日常生活のちょっとした事柄が、生き生きと語られている。

大村はま先生のこと

*単元学習など独創的な国語教育を実践。優劣を超えて学習に熱中する多くの子供たちを育て、教育界内外に大きな刺激を与えた。
*52年間に及ぶ教師生活を終えた後も講演や、執筆活動などで若い世代を啓発し、平成17年4月惜しまれつつ98年の生涯をとじた。
B6判160頁
定価:825(税込) 本体750円
 
四六判232頁
定価:1,324円(税込) 本体1,204円
「静かにしなさい!」と「わかりましたか?」は教師の禁句だと言う。静かにさせるだけの計画案がないと私語が多くなる。「わかりましたか」と聞く時の教師には、力不足の自分への甘えがある。50年間の教師生活を終えてもなお「先生の先生」として忙しい著者の原点とも言える書。 教師として初めて赴任した地、長野での講演の記録六篇。
「教室は、生徒を教えながら教師自身も、ともに成長していく場でなければならない。」初めて教壇に立ってから今日に至るまでの信条が語られている。
「教えるということ」に続く教育書。

 
   
(特別限定復刻版)
B6判240頁
定価:1,210円(税込) 本体1,100円

B6判224頁
定価:1,100円(税込) 本体1,000円

子供の視点で、文章を書くにあたっての、とまどい、つまづきなどを捉え、解決へと導く、子供たちのための文章読本である。豊富な文章例は長年、国語教育にたずさわってきた著者ならではのもの。小・中の教師にも一読を薦めたい。
「国語って、こういうものか、こんなふうに勉強するのか」と、読み進んでいくとしぜんに、わかってくる本。ほんとうの国語力が身につくためには、何が必要か。聞くことから始めて、話す、読む、書くと、項目ごとにきわめて具体的に語られている。国語の力とは、単に教室の中だけのことではない、社会で生きていくためには不可欠、自らの心を育てるためにも大切だと説く。豊かな人生を過ごすための一冊。
 
   
B6判168頁
定価:909円(税込) 本体826円
 
 
「国語の力が身につくために、これさえやればという秘訣はありません。毎日の聞く、話す、読む、書くといった中でちょっとした心がけをすることで、ことばの本当の力がおどろくほどついてくるものです。」その著者が語る(ちょっとした心がけ)が身につく168頁。中学生のための講演2編と、実際の教室でのおりおりの話36話。きちんとした日本語でお話しする本物の国語教室が堪能できます。
 
 
           
   
     
           
     

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